特定非営利活動法人 ART BIOTOPE(アートビオトープ) 特定非営利活動法人 ART BIOTOP

夏夜の竹灯り祭
7月20日
台風6号が接近する中、栃木県大田原市川上で「竹灯り祭」で使用する竹の切り出しが行われた。
川上地区の方のご協力のもと、竹山に入り作業開始。
豪雨が懸念された中、時雨程度で作業は進み、マルノコ切り込み終了後から土砂降り … ラッキー!
そして、最終加工作業をお願いする「竹芸家・八木澤正氏」宅に無事納品しました。
いよいよ来週から、皆さまのメッセージを貼りつける作業に入ります。
竹灯祭まであと1週間!  乞うご期待!!
7月25〜26日  いよいよ準備も佳境! 天気だけが心配だ!!
「竹芸家・八木澤正氏」宅を訪問、20日に納品し加工頂いた竹を回収しました。ざっと600個。



宇都宮大学生5名、地元の方4名、有志1名のボランティアの協力を得て、メッセージ用紙の貼り付け作業開始。
近隣の那須町から池田、田代、室野井、那須塩原市から青木、穴沢、戸田の小学校6校。
そして創造の森保育園の児童。合計401枚。
さらに賛同頂いた個人、法人様を含め約500枚を貼り終えました。


メイン灯篭を作る「ちかけん」さんも、ラストスパート!



28日には、会場で設置作業を行います。今週末に迫った竹灯祭  好天を祈って!
台風一過にも晴天はなく、連日の雨模様の中、準備を進め本番を迎えました。
29日。初日 
あいにくの雨天で竹灯点灯を取りやめ、「点灯式」式典は、会場を「二期倶楽部・観季館(室内)」に移し開催されました。 竹灯張付メッセージに参加いただいた近隣7校(那須町立池田小、田代小、室野井小、那須塩原市立青木小、穴沢小、戸田小、創造の森保育園)402名の子供たちのメッセージをスクリーンに映しながら開会されました。



熊本から参加の「ちかけん」制作による「大竹灯の点灯式」と「1分間の黙祷」。



そして、二期倶楽部が提案する「横沢・庭プロジェクト」第1弾。ツリーハウス・クリエイター小林崇氏制作による「ツリーハウス」完成披露。邸内に設置されたツリーハウス写真をスクリーンに写し、小林氏に語っていただきました。



とりは、「AIR2011公募プログラム」で滞在制作していた舞踊ユニット「86B210」(鈴木富美恵、井口桂子)の修了公演。約20分に及ぶパフォーマンスは、参加者の大喝采で終了。



約50分に及んだ「点灯式」が閉会しました。
30日。2日目
晴れ時々雨の状況で、何とか竹灯篭に着火。参加7校のほか、賛同し参加いただいた法人、個人、約500器。さらに「ちかけん」制作の大竹灯を加え600器の竹灯すべてに点火されました。初日を雨で流したので、初の全点灯。



二期倶楽部邸内雑木林に点在するキャンドルの優しい光に、黄昏時の蜩が呼応し大自然の呼吸を感じます… 薄暮から闇に… 竹灯の明かりは美しく圧巻の情景です。



昨晩、野外でのパフォーマンスを逃した「86B210」も小雨の中、再演。自然消灯で2日目も終了しました。
31日。最終日
最終日も怪しい雲行きの下。夕刻、全灯籠に着火。
蜩、野鳥が灯りに呼応します…  蜩は、雨上がりを知らせます…
さらに、AIRプログラム滞在最終日になる「86B210」も、1カ月の滞在を惜しむように熱演しました。

準備から実施まで5カ月。沢山のボランティア協力者に支えられ事故もなく終了することができました。ご来場、ご参加、ご協力いただいた皆様に心から御礼申し上げます。



“竹灯り祭”最後の作業も無事終了。
「夏夜の竹灯り祭」が盛況のうちに終了しました。
それから、参加協力頂いた近隣小学校に、参加児童のメッセージを、すべて撮影しディスクに保存し各校に贈呈してきました。 その際、当初予定していた被災地のお祭りへの参加を断念した(3日間の雨天開催で、メッセージの汚損が酷くなったので…)ことも同時に報告してきました。 そして、最後に残った作業、使用した竹の後片づけを、10月14日大田原市森林組合に依頼し、すべて「竹チップ」にしました。今後、これらを高久地域に散布し霊鎮めをしていきます。



『夏夜の竹灯り祭り』制作プロジェクト 
<ご協力いただいた皆様>

制作協力:川上地域活性化推進会、ちかけん、株式會社ツリーハウス・クリエーション、 八木沢正、若竹会 協賛:カメヤマキャンドルハウス、セメダイン株式会社 ボランティア:宇都宮大学学生、カルロス・クレスポ、那須森林サポータークラブ、 武蔵野美術大学学生 協力参加:【小学校】那須町立池田小学校、那須町立田代小学校、那須町立室野井小学校、 那須塩原市立青木小学校、那須塩原市立穴沢小学校、那須塩原市立戸田小学校、創造の森保育園のみなさん。【法人】株式会社アドマップス、有限会社荒井モータース、荒崎マリーナグループ、株式会社ウエッブウッズ、栄光ゼミナール、株式会社エフエム栃木、オーマン、株式会社国際ホスピタリティ研究センター、株式会社島崎酒造、スポーツクラブNAS株式会社、株式会社太平エンジニアリング、株式会社THANNナチュラル、ちふり湖カントリークラブ、東京ガスエネルギー株式会社、株式会社ノバレーゼ、株式会社バローロ・インターナショナル、株式会社ふれあい在宅マッサージ、プロスタイルデザイン株式会社、株式会社マック、株式会社みつわランドリー【個人】泉善博、薄羽美江、大越啓子、大塚幹夫、大塚洋一郎、片山亜香梨、上村文恵、菊地健一、木下澄夫、木村幻、桑垣美砂子、木暮鉄三郎、小林恵美、近藤彰彦、斉藤昌宏、佐藤正和、佐藤みゆき、杉本真由美、丹治紀夫、フィル・アンブローズ、古谷光裕、山内佐和子、吉成昌樹、米野雄純


今回、近隣の小学校をはじめ、多くの皆様からメッセージをいただきました。メッセージは下記よりご覧いただけます。
山のシューレ
Copyright(C) 2010- NPO ART BIOTOP. All Rights Reserved.